生産者たち

自然とともに守り育む

「長島オレンヂ」
代々、みかん専業農家の「長島オレンヂ」
長島オレンヂ歴代の「樹」を育てる力が受け継がれています。
四季、その時々の気候を長島氏の五感が計り、乳飲み子猫のようなやんちゃな幼木も、二十年の老木とも対話しているかのように、柑橘の「樹」は守り育まれています。

毎年やってくる渡り鳥「ヒヨドリ」対策とPM2.5の大気汚染対策のためビニールシートをかけています。
長島オレンヂの柑橘は、どの種類の柑橘も濃い味の果実が実ります。
特に、有機殺菌剤のみで栽培し樹上完熟した「天草レモン」は、果汁がたっぷり絞れ、まろやかな酸味が特徴です。無農薬栽培、減農薬有機露地栽培の柑橘ばかりです。

「天竺の里」
「味噌汁農法」を実践する大田計満氏。
一つのお米や、野菜が採れるまでは、長い長い道のりです。
豊かな土壌を作るためのたい肥作りは、海藻を乾燥させ、もみ殻燻炭を作り、貝殻を粉砕するなどなどから始まり、それらを混合して発酵させたものを土に投入し、土が十分に熟成したものが「畑」となるのです。
美味しい一口のための努力は365日続きます。

自然の力をつなげるもの

かつて日本の冬の一般家庭には「炬燵」があり「炬燵にみかん」は、見慣れた風景でした。
ところが、現代では生活様式も変わり「炬燵」が無い一般家庭も多くなっています。
今では、みかんの多くが品種改良され、一般市場では輸入フルーツや聞いたことも見たことないような果物が山積みにされています。昔からなじみの深い「温州みかん」は、忘れ去られたかのようにも感じます。
ですが、やはり日本人は「みかん」が食べたくなります。
次世代にも、子々孫々に美味しい日本の「みかん」の味を伝えることは食文化としても大切なことだと思うのです。
生の果実は旬の時期だけしか食べることはできませんが、旬をビンに詰めたら、一年中楽しめるものになりました。
そのまま食べるのはもちろん美味しいですが、旬を加工した瓶詰めは、生食にアレルギーのある方にお勧めです。
お料理にもとても便利に使えるのです。
日本古来の「みりん」や「砂糖」の代わりにもなります。
そうして、いろいろなお料理や、人々につながっていくことを願っています。

「山下果樹園」果樹園からの贈り物
旬の新鮮なみかんをもっと味わってもらいたくて、みかんの味をそのままに瓶詰め加工にしました。
果樹園だからこそできる旬の味の瓶詰めです。
熟練のジャム職人が、面倒な手間暇を惜しまずに丁寧な仕事をしています。
デコポンの中身だけを贅沢につかった「ゴロっとみかんジャム」は、皮の苦みが嫌いでマーマレードが苦手な方にもおすすめです。
山下果樹園楽天市場店

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