無農薬栽培のために

無農薬栽培のためのたい肥づくり

ある朝、朝食の味噌汁を食べながらふと思いつきました。
味噌汁の旨さは「出汁」にある!
ならば、畑の土にも「出汁」を加えたら旨い野菜ができるのではないか?!と…。
そこで、早速やってみたんです。土に加える「出汁づくり」!

味噌汁の出汁は?
昆布や鰹節、いりこなど…。
畑の「出汁」は?やっぱりミネラルだ!

天草灘の荒潮で採れた、アオサにトサカ、昆布などの海藻と米ぬかを混ぜ合わせ発酵させたもの。
さらに、海水ニガリ、ホタテやウニの貝殻粉末、おからなども混ぜ合わせて発酵させてみました。

そして、できた肥料を畑に投入したのです。
名付けて「味噌汁農法」

海藻を乾燥させる。アオサやトサカや昆布などなど。
赤紫色の海藻を天草では「トサカ」といいます。
長崎県あたりでも「トサカノリ」というそうです。
牛乳の8倍のカルシュウム、ほうれん草の2倍のビタミンAをはじめ、ビタミンB1、B2、他にカリウムやマグネシウム、リン、鉄など多くのミネラル成分を含んでいます。

ウニ殻やホタテの殻を乾燥させて粉末にします。
貝殻には、豊富なカルシウム、マグネシウム他海洋ミネラル成分が多く含まれています。

もみ殻の燻炭づくり
無農薬特別栽培米のもみ殻です。
精米した際のもみ殻、くず米もすべて資材となります。

大田計満氏の「味噌汁農法」

「味噌汁農法」で土づくりをし、栽培した「無農薬栽培玉ねぎ」の畑

「味噌汁農法」で栽培された無農薬栽培野菜は甘みがあり濃い味です。

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