緑竹栽培日誌 4.

 

緑竹栽培日誌4

2009年7月30日
『迎えた天草緑竹の最盛期』

空梅雨気味だった梅雨が長引いてそれなりの雨量をもたらしてくれました。おかげさまで緑竹には天の恵みとなりました。

天草緑竹」は枝葉をいっぱいに広げて次々と若芽(タケノコ)を発芽するようになりました。多いときで10kg以上を採取する日もあります。昨年のデータでは旧盆前後が最も発芽量の多い時期となっています。いよいよ「天草緑竹」の最盛期を迎えます。

 

 

 

 

二年生の緑竹タケノコは、まだ根も固くなっておらず、むしろ通常のものよりフレッシュ感のある緑竹なのですが、来年以降を考えると大きく根を張らせなければなりません。
根が大きく育ちそうな緑竹を、来年以降の親竹として残さなければなりません。
1つの根から新芽を伸ばすと、同じ根から次の新芽は中々出てきません。
先に出た新芽に栄養とエネルギーを取られてしまうようです。
出てきた場所や大きさ、時期を考えて、採取するか残すかを検討しなければなりません。

本来は川の砂州に自生していた緑竹は水が大好きなようです。
空梅雨気味で中々発芽量の増えなかった「天草緑竹」も、長梅雨のおかげで降水量が増え、発芽量も増加・安定してきました。
これからが「天草緑竹」の本番です。

天草緑竹の下処理方法(皮むき)

 

 

 

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